2008年08月15日
歯周病の治し方・防ぎ方(歯ぐきが腫れた2)
姿勢を意識して、虫歯・歯周病を治療・予防する、予防歯科のきら歯科クリニック 院長の吉良信史です。
歯周病(歯槽膿漏)の症状には色々あります。
そのほとんどの場合、自分では自覚できません。
症状が出てきたときには、かなり進んでいることが多いのです。
先日いらしたQさん。
1週間くらい前からなんだか歯ぐきが腫れてきて、ここ3日くらい、急に晴れが大きくなって、痛みまで出てきたということで来院されました。
見てみると、右上の歯肉が大きく腫れています。
パンパンに腫れていて触るとブヨブヨしています。
歯も揺れていて、噛むと少し痛いということです。
こういうときには、体はどういう状態なのでしょうか。
歯周病(歯槽膿漏)は口の中のバイキンと体の免疫力(自然治癒力・抵抗力)のバランスが崩れたときに起こります。
変なバイキンが入ってきた・・・とか、
風邪とかストレスとかで、体が弱っている・・・・とか。
いつもは問題ない口の中に、バランスの変化が出てきたときに大きな症状が出るのです。
ところが、ここで問題なのです。
大きな症状が出るときには、だいぶ前からバランスは崩れているということ。
自覚症状が出るときには、歯周病はかなり進んでしまっているということです。
このことを踏まえて、治療・予防の計画を考えると、
最初にしなければいけないことは、痛み・症状を取ること。
それが安定したら、自分ではわからない(自覚できない)症状・原因を取り除くこと。
最後に、その状態をキープするようにしていくこと。
大きく分けて3段階の治療・予防の計画が立てられます。
まずは、今ある症状を取らなければいけません。
いろいろな方法がありますが・・・
バイキンに対して、ハーブ療法・レーザー療法・抗生剤を飲むという方法があります。
体(免疫力)に対しては、レーザー療法、金銀療法、リンパマッサージ、温熱療法・・・などいろいろな方法が取れます。
Qさんの場合には、ハーブ療法や金銀療法、温熱療法などで、症状が取れてしまいました。
「いや〜、本とはもっと歯やくくればいいのでしょうけど、今日来てよかったです。」
症状が楽になったので、気持ちもずいぶん楽になったようで、笑顔が見えます。
こういうときが、歯医者をしていてよかったなと思う瞬間ですね。
でも、まだまだ治療は続きます。
今日の治療はここまで。
次回からは、消毒しつつ、次の段階、「自分ではわからない症状・原因を取り除く」ことに進みます。
