2008年07月03日
かむと痛い歯。かみ合わせを調整しても・・・
姿勢を意識して、虫歯・歯周病を防ぐ きら歯科クリニック 吉良信史です。
先日来院されたGさん。
「右の歯が物に当たっただけでも痛いし、冷たいものもしみるのです。」
虫歯の検査をしてみました。
レントゲンを見てみても、虫歯の測定をするレーザーを使ってみても、虫歯だという確証が見当たりません。
もちろん歯周病の検査もしました。
でも、どうも変なのです。
かみ合わせの痛みに対しては、姿勢が大きく関与します。
でも、Gさんの場合には、姿勢を使ってかみ合わせの調整をしても、痛みが少しよくなるだけで、なくならないのです。
「姿勢を意識するとだいぶ噛み合わせが楽になりますね。どんどん変化するから面白いです。 でも、この右下の歯は、痛みが少し減っただけですね・・・」
こういうときには、正直困ってしまいます。
虫歯の治療した跡があるので、それを取り除いて様子見るのも手なのですが、それでよくなるという確証もありません。
考えられるとすると、歯に日々が入ってしまっているということ。
そこで、金属を取り除いてみました。
すると・・・
よーく注意してみないとわからないくらい、薄くひびが入っていました。
そこで、その部分を密閉するように処置をして、口の中のバイキンが入らないよいうに蓋をしました。
これで様子を見ます。
症状がすこしづつよくなるようであれば、しっかりかめるように金属や樹脂で補強をしていきます。
同じような症状でも、なかなか一筋縄ではいかないのが、医療の世界です。
なるべく患者さんの負担がないように・・・
将来も、自分の歯で食べて暮らせるように・・・
笑顔も見せられるように楽な状態で・・・
色々な要素を考えながら行うと、なかなか奥深いですね。
まだまだ、追求することがたくさんあります。
進化(深化・真化)することは楽しいですね。
