2008年07月
2008年07月31日
歯周病の治し方・防ぎ方(体の免疫力編)
姿勢を意識して虫歯・歯周病を防ぐ、予防歯科のきら歯科クリニック 院長の吉良信史です。
前回の続きです。
歯周病(歯槽膿漏)を治療するときには、バイキンに対して行う処置と、体のバイキンに対しての抵抗力(免疫力)を上げるようにする方法と、2種類があると言うことを話しました。
そして、前回は、その中でも場息に対してどうするかという話でした。
今回は、抵抗力(免疫力)を上げるということを話して行こうと思います。
その前におさらい。
バイキンをきれいにしていくには、自分の力だけでは無理ということでした。
そこで、定期的にプロの歯科衛生士さんにきれいにしてもらうことが必要ということでした。
タイミングは、病気になる前。
歯石が着く前、歯周病になる前でしたね。
今回は、こうしたバイキンに対して処置をしたうえで、さらに効果を上げる方法です。
なかなかよくならない、とか、すぐに歯石がついてしまう、とかいろいろ悩みがあるのが歯周病。
歯磨きだけ、定期的に歯医者さんに通ってきれいにしてもらうだけでは、うまく行かないこともあります。
そういう場合。
体の免疫力が落ちている場合があるのです。
どういうことかというと、口の中のバイキンの数が減って、治りやすい状態になっていても、体が治そうとしていなければ、いい状態にはならないですよね。
普通は、何もしなくても病気のない状態までにするのがもともとある免疫力という力です。
でも、その免疫力が下がっていることがあるのです。
例えば、風邪をひいたとき。
風邪をひくと、なんとなく口の中が粘ついた感じになりますよね。
唾液も出にくくなるし。
こういう状態が気が付かないうちに長く続くと歯周病がどんどん進行してしまうのです。
そこで、体の免疫力を上げるようにする必要があるのです。
いろいろな方法がありますが・・・
例えば、体温が低い・冷え性・むくみなどがある方。
こういう方は、体全体のリンパ・血液の流れが悪くなっています。
簡単に言うと、せっかく歯周病のバイキンが少なくなって体の細胞を増やすチャンスなのに、その細胞を増やすための酸素や栄養がなかなか運ばれてこない・・・
こんな状況なのです。
こういうときには、体全体の体温(平熱)を36.5度まで上げるようにすると歯周病が落ち着いたりします。
また、歯ぐきをマッサージすることも効果があります。
歯ぐきのマッサージをすると、リンパ・血液がどんどん流れ出すので、必要な栄養素が送られてくるということです。
詳しいやり方は省きますが、こういう風にして体の免疫力にちょっと目を向けるようにすると、歯周病の治り方もまったく違ったものになるのです。
なかなかうまく歯周病が治らないという方は、自分の免疫力を上げるようにちょっと生活習慣を変えてみたりすると劇的に変わることがあるのです。
歯周病の治し方・防ぎ方(バイキン編)
姿勢を意識して虫歯・歯周病を防ぐ、予防歯科のきら歯科クリニック 院長の吉良信史です。
歯周病(歯槽膿漏)を治療するときには、バイキンに対して行う処置と、体のバイキンに対しての抵抗力(免疫力)を上げるようにする方法と、2種類があります。
バイキンに対して行う方法の代表は、歯磨き。
やっぱりなんといってもこれが基本です。
でも、基本といっても歯磨きだけでうまく行くかというと、絶対にそうは行きません。
なぜかというと、歯磨きだけで歯の周りのバイキンを落とそうとすると5時間くらいかかるから。
現実的にはできないのです。
でもあきらめることはありません。
『自分では絶対に磨けないところがある』ということがわかれば、その部分はとってもらえばいいのです。
それが歯周病の予防、治療のメインになります。
他には、歯石を取ったりすることも必要ですが、これは一時的なもの。
本来歯石が歯についてしまう前に歯の周りをきれいにしてしまえば、歯石はつきません。
歯石がつく=病気になっている ともいえるのです。
歯周病を治す・防ぐことをバイキンに注目して考えた場合、歯石が着く前・歯周病になる前に、クリーニングを繰り返して行くことが重要です。
2008年07月30日
今更・・・
姿勢を意識して虫歯・歯周病を防ぐ、予防歯科のきら歯科クリニック 院長の吉良信史です。
Pさんが診療途中に話し出しました。
昔はぜんぜん歯のことなんか考えてなかったんだけど、このごろ急に自分の歯が悪くなったせいなのか、ほかの人の口元も見てしまうんですよ。
私も会社辞めて、ずいぶんたつけど同い年位の人の話なんか聞くと、歯がなくなって急に体まで悪くなったりとか、ずいぶん体のほうまで、歯が関係してるんだなと気がつくことが多くなって・・・
自分のこの右下の歯も、ずいぶん噛めるようになってきたけど、まだ違和感があるから、それだけでも色々体に影響ある感じだし。
もっと前から歯のことを考えておけばよかったと、すごく後悔してるんですよ。
今更もう遅いですよね・・・
Pさんが今の心境を話していただいたことは、とてもすばらしいことだと思うのです。
自分の体のことに気が付いた。
でも、どうすればいいのかわからない。
今更・・・という思いと、でもまだ何とかしたいという思いも強くある。
なかなか気づくということも難しいと思うのです。
歯医者さんからは、体のこと、歯の健康のこと、将来どうなる予想が立つのかということまで、話してもらえているはずですが、なかなか自分のこととして受け止められる方は正直少ないからです。
今更・・・という事はありません。
気が付いた”今”からしかないですからね。
気が付いて、目標が見つかれば、明確に行動に移せますよね。
きら歯科クリニックは、どこまでもお手伝いしていきますよ。
今までと違う変化がちょっとでもでてくれば、それが10年・20年積み重なっていけば、まったく違う状態になっているはずです。
Pさん応援してますよ!!
2008年07月29日
歯周病の治療法・予防法
姿勢を意識して虫歯・歯周病を防ぐ、予防歯科のきら歯科クリニック 院長の吉良信史です。
歯周病(歯槽膿漏)の治療方法は、色々ありますが、大きく分けると2つの種類に分かれます。
1つは、歯周病(歯槽膿漏)の原因である、バイキンにアプローチするもの。
もう1つは、歯周病に対抗する体を元気にする力(免疫力)を上げるもの。
保険治療で行われるものは、一つ目のバイキンにアプローチするものがほとんどです。
免疫力はあるという前提のもと、バイキンにアプローチします。
例えば歯磨き。
歯の周りのバイキンを落とすには、一番の方法です。
でも、この歯磨き。
実は、あまり知られていない大きな勘違いがあります。
以前、大学で、歯医者さんの卵(大学生)と、歯磨きのプロ(歯科衛生士)に対して実験をしました。
歯の周りの汚れ(バイキン)を染め出して、歯磨きをする。
磨き終わったあとに、再び染め出して歯磨きをする。
それを染まらなくなるまで繰り返す・・・
さて、どのくらいの時間がかかると思いますか?
10分?15分?
正解は、4時間30分から5時間です。
ということは・・・
食事のたびに5時間くらい歯を磨かないと、歯の周りのバイキンはきれいに落ちないということになりますよね。
実際問題、こんなに歯磨きできるわけないです。
ここが今の予防歯科の問題点なのですね。
歯周病になりたくない、と思って歯医者さんに行くと、たいてい歯磨きの仕方を最初に行います。
もちろん歯磨きはとっても大事なものですし、食後に磨くのは当たり前です。
でも、先ほどの実験で示したとおり、自分ではどうしても磨けないところができてしまう。
そこで大事なのは、定期的にプロの第三者の目線で、きれいにしてもらうということです。
自分だと5時間かかっていた歯磨きも、プロの目でチェックしながらきれいにしてもらえば、たった10分程度できれいにすることができるのですから。
フィンランドが入ればのない国になったのは、こういう風な予防歯科を全国民に義務付けたことが大きいのです。
(義務ですから歯医者さんに行かないと罰金があったそうです)
さらに付け加えれば、体の病気を治す力(免疫力)の面から考えると、歯周病がまだ強い間は、2週間以内に一回以上、予防歯科でのクリーニングが必要です。
ある程度落ち着けば、定期的に行く期間が1〜3ヶ月くらいの間できまってきます。
歯石ができてしまうのは、もう歯周病が始まっているということですから、歯石ができる前に歯医者さんへ行くようにすればいいのです。
それが個人差がありますので、1〜3ヶ月ということになります。
6ヶ月という期間が開いてしまうと何もしていないのと同じ結果になってしまうので、注意が必要です。
せっかく予防歯科に行ってきれいにしてもらうのに、期間が開いてしまったためにやっていないのと同じになってしまうのでは、もったいないですよね。
でも、こういう期間とか、自分で歯磨きするだけでは歯周病になってしまうということは、歯医者さんでもあまり知られていないことです。
もっと多くの人に知ってもらうと、歯周病になりたくない・歯を失いたくないという悩みから解放される方がたくさんでてくると思うのです。
2008年07月28日
歯が痛くて噛めない(歯に穴が・・・)
姿勢を意識して、虫歯・歯周病を防ぐ、予防歯科のきら歯科クリニック 院長の吉良信史です。
「歯に穴が開いて、詰まると痛くて噛めないんです。」
先日いらしたOさん。
見ると歯に穴が開いていて、そこに食べ物がたくさん詰まっています。
こういう虫歯は、かなり進んでしまっていることが多いのです。
ほとんどが歯の神経の近くまで虫歯が進んでしまい、圧力がかかるために痛みがでてしまいます。
もちろん、ここまで来る間にしみたり、違和感があったりしたはずですから、Oさんは、かなり我慢していたことになるのです。
こういうときには、虫歯を取りのぞいて、歯の神経が残るかどうかを確認しないといけません。
できれば、神経は治療したくありませんから・・・。
歯の神経を治療すると、痛みがなくなって楽にはなるのです。
でも、神経を治療してしまうと、将来、歯を抜かなければいけない可能性がかなり高くなります。
何しろ、神経を治療してしまうと、何も治療していない歯に比べて100倍早く歯がなくなるというデータもあるくらいですから。
痛みをとるということで、安易に歯の神経を抜くのは、あまりお勧めしていません。
ただ、それもバイキンが歯の神経まで行っていないという条件のもの。
虫歯が神経まで進んでしまっていては、神経の治療をする以外方法はありません。
だからこそ、虫歯にならないようにすることが一番の方法なのです。
Oさんにもそう説明すると、
「もっと早く知っていればこの歯も治療しなくてもよかったかもしれませんね・・・。今更遅いですね。」
でも、私は、『今更』ということはないと思っています。
今から予防を行えば・・・。
これ以上新しい虫歯を作らないようにしていけばいいだけの話です。
これからが勝負ですよね。
そう説明するとOさんも安心したようです。
誰も自分の歯を好きで虫歯にしたり、神経を治療したりするわけではないと思うのです。
虫歯は予防できる、ならないですむ病気ですから・・・
そのお手伝いをしたいから、予防歯科としてきら歯科クリニックがあるのです。
2008年07月27日
歯が痛い
姿勢を意識して、虫歯・歯周病を防ぐきら歯科クリニック 吉良信史です。
先日、予約なしで急に来院されたOさん。
右の頬に手を当てています。
「昨日から右の歯が痛くって・・・夜も寝れないくらい痛いし、なんだか耳の方まで痛みが来るんです。」
ほんとにつらそうな様子で待合室で問診表を書いています。
中に入っていただいて、レントゲン写真を撮ったり、色々検査をしたりすると・・・
右の歯の上の歯と下の歯に虫歯があります。
さて、どちらの歯がこの痛みの原因なのでしょうか・・・・
よく迷うのは、”痛い”と指し示している場所が、実際には傷みのある歯ではないことが多々あるということです。
右下が痛いというときに、ぜんぜん違う左上が原因だった・・・ということもありましたから。
特に、痛みがひどいときには、特定をするのはなかなか難しい。
そこで、Oさんには東洋医学の経絡(ツボ)を応用した痛みを止める方法を試してみると・・・
「ほとんど痛くなくなりましたが、右上の奥歯だけがなんだかまだ痛いんです。」
確かにこの歯にも虫歯があります。
そこで、さらに確証を得るためにその歯に麻酔をしてみることに。
麻酔が効き出すと、痛みがまったくなくなりました。
通常どうり虫歯の治療をしたのですが、やはりこれだけの痛みがあった歯です。
残念ながら、歯の神経を治療しなければなりませんでした。
歯の神経を治療してしまうと、何も治療していない歯に比べて100倍早く歯がなくなるというデータもありますから、なるべく歯の神経をとる治療は避けたいのですが、この場合は他に方法がありません。
「痛みがすっかり取れました。夜も寝れてよかったです。」
次の日、様子を見せに来てくださったOさん。
痛みが取れて一安心です。
あとは、この歯をしっかり治療してかめるようにします。
そして、そこからが本番。
歯を残すためにメインテナンス(予防処置)を定期的に受けていく必要があります。
そうすれば、新しい虫歯にはならないで、古くなった金属だけを取り替えていくという方法が取れますから、10年後20年後も自分の歯が全部残りますよね。
2008年07月26日
歯周病で歯が痛いから・・・
姿勢を意識して、虫歯・歯周病を防ぐきら歯科クリニック 吉良信史です。
久々に来院したNさん。
「左下の歯がかむたびに動いて痛いから、抜いて欲しい。」とのこと。
確かに、重度の歯周病(歯槽膿漏)です。
写真で見てみても、歯の周りの骨がほとんど腐って溶けている。
歯を手で触ってみると、まぶたを触るくらい軽く触れても、大きくグニャっと動いてしまう。
残念ながら、こういう状況になってしまうと、この歯を残すことは今の医療ではできないのです。
歯を抜かない・削らないという考えから、虫歯・歯周病予防に力を入れるきら歯科クリニックとしては、非常に残念ですが・・・
こういうことも現実としてあります。
こういう歯を抜くのは簡単です。
麻酔をして力を入れれば痛みもなくすぐに抜くことができます。
でも、ここが問題なのです。
Nさんに聞きました。
「お腹を手術するときには、消毒もしないでいきなりメスを立てますか?」
普通に考えたら、ばい菌がおなかの中に入ってしまい、大変なことになりますよね。
ところが、今までの歯医者さんはどうでしょう。
その場所、口の中をきれいな状態にしないで、いきなり抜いていたりしませんでしょうか。
抜けば、その傷口からバイキンが体の中に入ってしまいます。
何しろ、耳掻きいっぱいくらいの歯の周りのバイキンは、うんち1本分と同じくらいの量のバイキンがいるのですから・・・
こういう説明をすると、最初はすぐにでも抜いて欲しい様子だったNさんでしたが、ちょっと考えを変えていただけたようでした。
口の中のバイキンは、適切に処置すれば、比較的簡単にコントロールできます。
後日、しっかり口の中のバイキンをコントロールした状態でNさんの歯を抜きました。
今まで、長い間色々な役割をしてきた歯を抜くのは、本当に忍びないのですが、新しい道具(入れ歯)にその役目を引き継いでもらうことにしました。
2008年07月25日
歯周病で歯がなくなってしまう・・・
姿勢を意識して、虫歯・歯周病を防ぐきら歯科クリニック 吉良信史です。
「歯周病で、歯がグラグラになってしまって・・・」
こういう症状で悩んでいる方は結構いらっしゃいます。
Lさんもその1人。
すでに、後ろのほうの歯を3本ほどなくしているので、これ以上なくしたくないとのことで来院しましたが・・・
私もなるべく歯を残そうとします。
抜くのは、手で触っても抜けるくらいまで、いろいろな方法でその歯を使えるようにしていきます。
いろいろな方法を取りますが、今回のLさんの場合に関しては、残念ながら打つ手がありませんでした。
つまり、手で抜けるくらいグラグラになっていたということです。
もちろん、こういう風に判断するまでに、いろいろな方法を取りました。
自由診療を選択していただけましたから、有効だと思われるあらゆる方法を取ることができます。
レーザー治療もそのひとつ。
レーザーの熱で歯周病のバイキンを殺菌します。
また、その部分が0.5度くらい体温が上がるので、体の治そうとする力(免疫力)が上がります。
そういう意味で、歯周病に非常に有効な治療方法の1つです。
でも・・・
残念ながら、今回は残すことができませんでした。
後もう少し免疫力が残っていれば・・・
何とかなったという思いがあるので、非常に悔しいのです。
歯を残そうと思って歯医者になって、歯を抜かなければいけないという状況になってしまったときほど、悔しくて、むなしいものはありません。
自分の力のなさに無力感を感じるのです。
本当なら、虫歯も歯周病もならなくてすむ病気なのに・・・
ほとんどの方が、治療をしなくてもすむはずなのに・・・
治療が目的ではなく、歯を残すことを目的にしている歯医者なので、この瞬間はとても残念な気持ちでいっぱいになるのです。
私にもっと力があって、『歯医者さんって、何も症状が無い時に通うものなんだよ』というメッセージが的確に多くの方に広まっていれば・・・
嫌な思いをして歯医者さんで歯を抜くということもしなくてすむはずなのです。
私が、まだまだ未熟だと思うのは、この当たり前のことを広めきれていないということです。
肩こりが7ミクロンの厚さで
姿勢を意識して、虫歯・歯周病を防ぐきら歯科クリニック 吉良信史です。
「なんだか左側でうまくかめないんですよ。最近肩こりもひどいし。何か原因があるんですかね。」
最近来院したMさんが、何気なく質問をされました。
どうしたのかなと思ってよく調べてみると、確かに左側の方の噛み合わせが、うまく行っていません。
ちょうどかみ合わせの状態を試験する紙、一枚分足りないようです。
かんでみると、スカスカに抜けてきてしまいます。
紙を2枚に重ねると、ちょうどかむ力が加わります。
肩の筋肉・首の周りの筋肉を触ると、確かに硬くしこりのようになっています。
そこで、うまくかめない左側に、先ほどの紙を2枚引いてちょうど当たるようにすると・・・
「先生、肩が軽くなりました!!」
びっくりしたような声を出します。
これは体からしてみると当たり前の反応です。
かめていて、初めて体として動きがスムースになるようにできているのですから、かめていなければ、肩だけでなく、全身の色々なところに症状がでてくるのです。
紙の厚さは7ミクロン。
たったこれだけの誤差で、体に症状が出てしまいます。
でも、これがあるから、二本足でたっていられるんですね。
「ずいぶん繊細なんですね。歯って食べるためだけにあるかと思っていましたが、色々な役割をしてるんですね。」
Mさんのように、自分の体に関心を持っていただくことが、一番うれしいのです。
2008年07月24日
歯周病の予防に
姿勢を意識して、虫歯・歯周病を防ぐきら歯科クリニック 吉良信史です。
歯周病の予防に、歯磨きを上げる方は多いと思います。
とても大切です。
でも、自分ひとりで歯磨きをしたら、どのくらいの時間が必要かご存知ですか?
5分?15分?
正解は、5時間。
「そんなに磨けないよ〜(怒)」
そうですね。
ですから、歯周病を防ぐには、自分で歯を磨くだけでは無理なのです。
どうすれば良いかというと、プロの第三者の目線で、磨き残しをとってもらうということが必要なのです。
そのために、歯医者さんへ通うというのが、ほとんどの先進国で行われている方法。
虫歯が痛くなって・・・とか、歯茎が腫れて・・・とか言うのは、緊急処置・救急処置なのです。
普通じゃないこと、というイメージですね。
日本では、普通ではないことを行う歯医者さんだけなのですが・・・
本当は、歯周病は防げる病気です。
そのためには、歯を磨く。
そして、定期的にチェックしてきれいにしてもらう。
その頻度は、3ヶ月以内で、その人が磨けるなら3ヶ月。
磨けないなら、2週間程度に設定します。
あくまで、”その方”が歯周病を防ぐための来院期間の長さを決めています。
歯石になる前、症状、病気になる前にいくことが大切なのです。
2008年07月23日
歯周病の治し方
姿勢を意識して、虫歯・歯周病を防ぐきら歯科クリニック 吉良信史です。
「他の病院で、歯周病ですねって言われたのですが、なかなか治らないんですよ・・・。どうにかなりませんかね。」
初めて来院された、Lさんに歯周病(歯槽膿漏)について相談されました。
確かに、歯周病(歯槽膿漏)は、成人の8割がかかっているといわれている病気です。
実際、なかなか治りにくい方もいらっしゃいます。
「歯磨きもしてるし、デンタルリンスも使ってるのに・・・」
そう言って方を落としているLさん。
そこで、いくつかアドバイスをしました。
その中のひとつが、体の中にある”薬”をもっと友好的に使いましょう、というもの。
体の中には、薬と同じくらい(それ以上に)効く、”体の中の薬”をもともと持っています。
別名、免疫力。
どういうことかというと、歯周病になってしまうのは、口の中のバイキンと体の元気に維持する力(免疫力)とのバランスが崩れてしまったときに起こるもの。
バイキンのほうが強くなってしまったり、免疫力の方が弱くなってしまったりすると歯周病になるのです。
ですから、免疫力(体の中の薬)を最大限の力を発揮させれば、今よりいい状態になりますよね。
実はいろいろな方法があるのですが・・・
簡単な方法で言うと、静岡の川邉研次先生が考え出したKK式足裏マッサージとか、40度くらいの水を飲むとか、歯肉をマッサージするとか・・・
Lさんには、この3つの方法を取り入れてもらうようにしました。
これを40度の水で例をあげると・・・
特に、この時期には冷たいものを飲みがちなのですが、これでは内臓を冷やしてしまいます。
口から始まってお尻の穴までつながる内臓は、一本の管ですから、お腹が冷えると、全体的にも影響があります。
体温が0.5度下がると、免疫力は半分になってしまいますから・・・
内臓が冷えるというのは、体にとってはかなりきついことなのです。
ですから、余分な水分を排出するために、冷えると下痢を起こしたり、おしっこが近くなったりしますよね。
口の中も同じで、体が冷えてしまうとバイキンに対して弱くなってしまいます。
こういうときが続いてしまえば・・・
歯周病がなかなか治らない状態になってしまうのです。
「からだって1つなんですね。口だけは特別なような感じがしてましたが。ちょっと冷えないように気をつけてみます。」
先ほどまで肩を落とされていましたが、帰り際には笑顔になっていました。
患者さんが笑顔で帰るというのは本当にうれしいものです。
2008年07月22日
歯槽膿漏はうつる?
姿勢を意識して、虫歯・歯周病を防ぐきら歯科クリニック 吉良信史です。
実は、歯槽膿漏はうつります。
正確に言うと、歯槽膿漏を起こすバイキンはうつることがあります。
日本人の8割以上が歯周病(歯槽膿漏)といわれているのですから、ほとんどの人は歯周病(歯槽膿漏)のバイキンがいることになります。
では、バイキンがいると必ず歯槽膿漏になるか・・・というとそういうことはありません。
バイキンを少なくするとか、バイキンに抵抗する体の力を強くするとか・・・
いろいろな方法があります。
バイキン自体を少なくするには、普段の歯磨きと定期的な歯医者さんでのクリーニング。
日本では、歯医者さんは痛いとき・どうしようもないときに行くというイメージですね。
でもこれは世界的に見てみると非常に不思議なおかしい状態。
なぜって、誰も痛い思いをしたくないからです。
しかも虫歯も歯周病も本来なら防げる病気だということを知っているわけですね。
ですから、歯磨きをすることは当たり前だとして、歯医者さんに定期的にクリーニングしに行くというのも普通のことなのです。
もう1つの体の力を強くする方法。
これは、風邪をひいたときに歯肉が浮いた感じがしたり、腫れてきたりすることがあるという経験がある方が多いと思うのですが、体自身の抵抗する力を上げておくということ。
例えば体温。
本来日本人は36.5度が平熱といわれています。
これが0.5度下がると免疫力が半分に・・・
ということは、35度台の体温が癌になりやすいということもうなずけますよね。
もちろん歯槽膿漏もどんなに磨いてもなかなか落ち着きません。
こういうときには、川邉研次先生が考案された”KK式足裏マッサージ”を行ったり40度くらいの水を飲んだりして、体温を上げるようにしていきます。
薬に頼って、バイキンだけをターゲットにするのもいいのですが、体の抵抗力を上げるともっと簡単に歯槽膿漏が落ち着きます。
歯槽膿漏とか虫歯とかのバイキン・・・
姿勢を意識して、虫歯・歯周病を防ぐきら歯科クリニック 吉良信史です。
「歯槽膿漏とか虫歯とかのバイキンってうつるの??」
Kさんから質問をされました。
きら歯科クリニックでは、口の中のバイキンを3000倍くらいに拡大してバイキンが動いている様子を見ていただくことがあります。
歯磨きで何をしているのか、興味を持っていただくためです。
実は、生まれたての赤ちゃんには、口の中にはバイキンはいません。
でも、成長していくなかで、自然と口の中にバイキンがうつってしまいます。
特に一番接する機会が多いお母さんの。
これを聞くと、バイキンがうつらないように必要以上にスキンシップを避けてしまう方がいますが、そうではありません。
お母さんのバイキンがうつるからいいのです。
これがぜんぜん知らない方のでしたら・・・・
怖いですよね。
お母さんが歯医者さんで、しっかりバイキンのコントロールができているという場合には、それほど神経質になる必要はありません。
怖いのは、まったく知らない他人からうつってしまったり、コントロールできていないお母さんのバイキンがうつってしまうということ。
もともとからだの中には、バイキンに抵抗する体の中の薬(免疫力)があります。
それが十分働いていることが一番重要なことです。
大人の場合も同じです。
例え他人からうつってしまっても、自分の口の中のバイキンが歯医者さんでしっかりコントロールできていれば、簡単に増えることはできないからです。
虫歯も歯周病も、本来は防げる病気なのです。
そのためには、口の中のつばの状態をいいものにする必要があります。
口の中で一番バイキンに抵抗するのは唾液だからです。
45分磨き(食後の3回の歯磨きを15分づつ行う方法)をしていくと、唾液の状態がだんだん強くなっていきます。
歯槽膿漏・虫歯のバイキンを減らそうとしたら、歯医者さんに定期的に通ってきれいにしてもらうことと唾液の力を上げるようにすることが大事です。
質問されたKさんもちょっと安心されたようでよかったです。
2008年07月20日
歯槽膿漏を歯磨きで・・・
姿勢を意識して、虫歯・歯周病を防ぐきら歯科クリニック 吉良信史です。
歯槽膿漏で悩んでいる方は実はかなりいらっしゃいます。
きら歯科クリニックにいらっしゃる方も、歯槽膿漏の方が多いのですが、でも、その方たちは「歯槽膿漏だから治してください・・・」とは行ってこないのです。
大体が、「この歯でかむと痛くて・・・」とか「この歯が揺れてうまくかめない・・・」とか「口の匂いが気になって・・・」とか「歯ぐきから血が出てきて気持ち悪い・・・」とか。
他の症状として現れます。
歯槽膿漏というのも、歯周病の状態の1つですが、上に書いたような症状として現れるんですね。
簡単に言ってしまうと、歯の周りの歯肉・骨が溶けてしまう・・・
でも、歯槽膿漏は防ぐことができる物なので、早速がんばってみましょう。
いろいろな対応方法がありますが、その中のひとつ、歯磨きで行う方法を書いてみます。
歯磨きですから、歯ブラシに歯磨き粉を付けて・・・・
きら歯科クリニックでは、アンチエイジングの大家 宝田先生が作られたハーブの入った歯磨き粉と私の師匠、姿勢咬合医セミナー主催 川邉研次先生が作られたこだわりの”丸ケン歯ブラシ”をお勧めするのですが、手元になければ普通の硬さからやわらかめの硬さの歯ブラシで結構です。
ここで注意なのですが・・・
自分で歯磨きだけで、汚れを落とそうとするとどのくらいの時間がかかると思いますか?
10分? 15分?
正解は、5時間。
こんなに磨けませんよね。
だから、もっと簡単にできる方法を教えます。
でも、決して全部は取れません。
だから、その取れないところを専門家のプロの目線できれいに落とすことが重要なのですね。そうすればたった10分できれいにできますから。
さて、ではどうするか。
45分磨きというものをします。
一回に付き、45分間磨くのではなく、一回15分磨くのです。
朝・昼・夜の三回繰り返すと、全部で45分。
これで何を狙っているかというと、唾液を出すということ。
歯磨きをしてバイキンを落とすということも重要なのですが、それよりももっと重要なのが、唾液の力を使うということ。
これを毎日続けていって、6年ほど繰り返していくと・・・・
唾液の状態がまったく違う状態になるので、歯石も付きにくく、歯磨きもそんなにがんばらなくてもいいくらいになってしまいます。
もちろん、定期的な歯科衛生士さんのクリーニングは必要ですからお忘れなく。
2008年07月19日
歯槽膿漏
姿勢を意識して、虫歯・歯周病を防ぐきら歯科クリニック 吉良信史です。
歯槽膿漏。
よくテレビのコマーシャルなんかで聞きますよね。
歯槽膿漏になると、歯ぐきと歯の周りの骨が減ってしまう・・・とか。
歯槽膿漏になると、膿が出てくる・・・とか。
歯槽膿漏は歯周病の状態の1つで、かなり状態が進んでしまっているものです。
歯の周りの歯ぐきから膿が出たり、歯の周りの骨が溶けてしまってグラグラ歯が揺れてしまったり。
本来なら防げる病気なのに、なかなかよくならないのが歯槽膿漏です。
治療方法は、口の中だけ・歯の周りだけを考えると、なかなかうまいように運びません。
そもそも歯周病は、バイキンと体との闘いの結果ですから。
ということは、対応は2種類になりますよね。
1つはバイキン。
もう1つは、体の力。
バイキンに対しては、歯磨きをしたり、磨ききれない所を専門家の歯科衛生士さん(歯医者さんの中で働いています)にとってもらったり・・・
体の力を上げるには、色々方法がありますが、唾液の力を上げるようにするといいですよ。
もともと唾液の中には、バイキンに対して強い殺菌作用がありますから。
この唾液を有効に使うようにしていけば、歯槽膿漏も怖くありません。
唾液を出すにはいろいろな方法がありますが、基本はよくかむこと。
一口入れたら、最低80回くらいかむようにすると唾液がうまく出てくるようになります。
唾液が出てくるようにするのも刺激を食事のたびに与えて行けば、段々からだが変化していきます。
2008年07月18日
歯周病の治療
姿勢を意識して、虫歯・歯周病を防ぐきら歯科クリニック 吉良信史です。
歯周病の治療には、汚れ(バイキン)を取ることが重要です。
例えば、歯磨き。
ハブラシ・歯磨き粉のほかに、補助として糸ヨウジ(デンタルフロス)や歯間ブラシというものもありますね。
でも、歯磨きだけで、治るのでしょうか・・・
こんなデータがあります。
歯の周りの汚れ(バイキン)を赤く染め出して、それがきれいになくなるまで磨いていく。
その後にもう一度赤染めして・・・と繰り返していって、染まらなくなるまで(ばい菌が取れ切れるまで)繰り返していく。
大学で、歯科学生と歯科衛生士などで、データを取りました。
どのくらいで、赤染め下部分がきれいになったでしょうか??
想像してみましたか?
正解は、5時間です。
あなたは、一回の食事の後、五時間も歯磨きできますか?
できる人はいません。
ということは、歯磨きだけできれいにはならないということですよね。
では、どうすればいいのでしょうか。
自分で取れなかったばい菌。
実は、ほかの人にとってもらうと10分程度できれいになります。
このことから、北欧など、虫歯や歯周病を抑えることができた国では、予防の考えができて、実行されたのですね。
もし、あなたが歯周病を治したいと思ったら、毎日の歯磨きは必ずやった上で、取りきれない部分を、専門の第三者の目線でしっかり取ってもらうことです。
定期的に行えば、歯石も付きにくくなっていきます。
歯磨きだけで何とかしようとするから、治らないって事がよくあるのです。
2008年07月17日
歯の黄ばみをとるには・・
姿勢を意識して、虫歯・歯周病を防ぐきら歯科クリニック 吉良信史です。
私が講師をしているKen'sホワイトニング。
従来のホワイトニングの方法を応用したものですが、歯の黄ばみにももちろん効果かがあります。
歯の黄ばみを大きく2つに分けてみると、表面の着色(汚れ)と歯の質そのものとに分かれます。
歯の汚れだけなら磨けばきれいになるのですが、それでもまだ・・・という場合には、歯の質自体を変えてしまうといいのです。
歯の質を変えるのですが、弱くなってしまっては困ります。
多くのホワイトニング剤は、歯の表面をざらざらにして乱反射を起こすことで白くしていたのです。
ですから、しみたり痛みがでたり・・・
でも、せっかくきれいになるのに、しみるの我慢して・・・というのは、なんだか残念です。
そこで、私の師匠 川邉研次先生(静岡 開業)が作られた、Ken'sホワイトニングは、その点を改良してあるんですね。
だから、ホワイトニングが終わったあとは、つるつる・ピカピカ。
これは誰がやっても実感できるものです。
歯の黄ばみが気になる方へ、今一番のお勧めです。
2008年07月16日
肩こりと歯の痛み
姿勢を意識して、虫歯・歯周病を防ぐきら歯科クリニック 吉良信史です。
きら歯科クリニックへ定期的に虫歯・歯周病予防で通われている患者さんの中には、「今日はなんだか肩こりがすごくって・・・」と言って、来院される方がいます。
なんで歯医者なのに、体のことまで・・・
以前色々疑問に持たれたことがありました。
もちろん歯医者ですから、虫歯や歯周病の治療も行います。
でも、なんで虫歯になるのか、なんで歯周病になってしまったのか・・・ということを考えていくと、口の中にいるバイキンだけをターゲットにしたいままでの医療では、どうしてもうまく行かないことがあります。
例えば、表題の肩こりと歯との関係。
一見、関係なさそうに思われますが、すごく関連しています。
肩こり、首のこりがある方は、奥歯が強く当たっている場合が多いです。
これは、筋肉と体のバランスから考えれば当たり前のことです。
でも、本来は、奥歯はかんだときに軽く触れる程度しかあたりません。
なぜなら、奥歯は石臼の用に食べたものをすり潰す役割だから。
石臼が動いて粉がひけるときには、その粉の大きさの隙間が開いているはずですよね。
ですから、奥歯も食べ物をすり潰すときには、当たらないで動くはずなのです。
ところが、肩や首が張っていたりこっていたりすると、体自体は、後ろ重心になっています。
このときには、体が無意識にバランスを取ろうとするために、頭が前に出て首や肩が張り、奥歯があたるようなか見合わせになってしまうのです。
このとき、強く当たってしまった歯には、長い時間を使って歯に日々が入って虫歯になったり、歯の周りの骨が吸収されて歯周病が悪くなるのを手伝ったりするのです。
虫歯・歯周病を防ぐには、体のことも意識する必要があるのです。
2008年07月15日
歯の根が見えてグラグラ
姿勢を意識して、虫歯・歯周病を防ぐきら歯科クリニック 吉良信史です。
「歯の根が見えてグラグラしているんです。もう抜かないとだめですかね・・・。」
先日いらしたKさん。
なんだか寂しげに言うんです。
やっぱり自分の歯を抜くというのは、悲しいこと。
処置をする歯医者さんとしても、嫌なことに手を貸しているようで、すっきりはしないのです。
お口の中を見させて頂くと、確かに右下の奥歯の歯が、根が見えていてグラグラゆれています。
押してみると、少し違和感を感じる程度。
歯周病(歯槽膿漏)が進んでしまっているようです。
この歯のグラグラした揺れが落ち着くかどうかは、体の元気になろうとする力(免疫力)によって変わります。
体が、まだこの歯は大丈夫だと感じていれば、歯の周りのバイキンをきれいにしたり、歯ぐきのマッサージや体温を上げるようなことをしていくと、歯の揺れが止まることがあります。
逆に、体が歯を残そうとしていない場合。
そのときには、歯自体を体から出そうとしているので、免疫力が上がると、歯が抜ける方向に進むこともあります。
今までは、どちらかというと、バイキンと体の力がほとんど同じ。
時間をかけて、バイキンが少しずつ領土を広げてきたイメージでしょうか。
ですから、治療方法は、自分で行う歯磨きと、第三者のプロの目で磨けないところのバイキンを取り除くようにするクリーニングとがあります。
先にも書いたように、マッサージなども併用することが重要です。
もしある程度落ち着けば、それ以上に歯の根が見えて欲しくないのですから予防処置(定期的な歯のクリーニング)にうつることができるのです。
大まかな流れを知って、Kさんも目標が見つかったようです。
明確な目標(歯を残す)が見つかれば、行動(歯磨きをする・きれいにしてもらいに歯医者さんに通う)は、明確に実行できますよね。
「ちょっとがんばってみます。」
帰り際にKさんに言われて、こちらもさらにがんばろうと思いました。
2008年07月14日
前歯のねじれを部分矯正で・・・
姿勢を意識して、虫歯・歯周病を防ぐきら歯科クリニック 吉良信史です。
「この前歯の二本だけが傾き違うじゃないですか。これだけ治せるんですかね?」
先日いらしたJさん。
前歯の見た目を気にされて来院されました。
確かに、前歯の2本だけが翼のように傾いています。
もちろんこの部分は下の歯と当たっていません。
こういう場合、簡単そうに見えるのですが、ちょっと注意が必要です。
なぜかというと、体全体も同じようにねじれているから。
歯並びには、大きな意味があります。
ただ単純に見た目だけを追い求めてしまうと、後から色々な症状が出てしまうこともあります。
こういう場合には、体の姿勢・ねじれを意識的に補正しながら矯正すると、期間も痛みなどの不具合も少なくてすみます。
もちろん後戻りのリスクも少なくなるのです。
矯正のやり方は色々ありますが、ちょっとしたものであれば、歯と歯の間をセパレート(少々隙間を作るように歯と歯の間をすくのです)して、形状記憶合金のワイヤーをかけて、レーザーをあてれば、2週間程度で動くことは事実なのですが・・・
このときの姿勢がそれに追いついていないと、先ほども書いたように後戻りをしたりするのです。
「成るべく体・財布に負担がないようにするには、姿勢を意識して矯正治療をするとどちらにしてもお得ですよ」とJさんには説明しました。
姿勢まではなかなか想いが行かないですが、本当はとっても大事な部分なんですね。
2008年07月13日
オープンバイトと矯正
姿勢を意識して、虫歯・歯周病を防ぐきら歯科クリニック 吉良信史です。
オープンバイトってご存知でしょうか。
普通にかみ合わせたときに、奥歯は上下の歯が当たっているのに、前の歯に隙間ができている状態です。
本来なら、前歯は軽く接するか、噛み切るときに下の歯をちょっと前に動かすとあたるくらいがいいのですが、このオープンバイトという状態になると、噛み切ろうとしても噛み切れない。
例えば、麺類。
途中で切ろうとすると、上の歯と唇や舌を使って切るような癖を持っていたりします。
じゃないと、切れないので。
これは、体の成長する中で、前歯を使わない(使えない)状態のまま骨や歯並びが育ってしまったために起こります。
口だけが体から独立しているわけではないので、オープンバイトの方は、オープンバイト特有の体のねじれやゆがみを持っています。
例えば、首や肩のコリ、手足などのむくみ・ひえなど・・・。外反母趾にもなっている場合が多いのです。
ですから、歯の並びを矯正治療で並び替えることも重要ですが、それだけで終わらせてしまうと、体の状態と口の中の状態がずれてしまうので、矯正治療が終わって装置をはずした後に、後戻りが起きてしまうことがあります。
それを防ぐ方法として、姿勢のほうをちょっと意識して、内腿の筋肉を鍛えるようにする(これでしっかり立てたり座れたりしますので)ことが大事になってきます。
矯正治療と一緒に、体のほうの状態も改善していくとオープンバイトも改善できていきます。
特に子供で、成長途中であれば、歯並びだけでなく体の状態もどんどんよくなりますよ。
歯の黄ばみを取り除くには
姿勢を意識して、虫歯・歯周病を防ぐきら歯科クリニック、吉良信史です。
歯の黄ばみが気になるのですが・・・
時々相談をいただきます。
もともと日本人の歯の色は黄色がかっているのが普通なのですが、それでも白いほうが口元が明るくなりますよね。
ですから、こういう方には、歯を白くする”ホワイトニング”をお勧めしています。
実は、以前のホワイトニングは、あまりお勧めしませんでした。
痛いし、結構めんどくさいし・・・
でも、今あるものは、しみないし痛くない。以前に比べて歯質強化もできる。
何しろ終わったあとの輝きがすばらしいからです。
アメリカなどでは、ホワイトニングが当たり前のようですが、実際は、痛み止めを飲みながらするというのが、普通のようです。
でもそこまでしたくないですよね。
だからこそ、私も講師で行っている、 Ken's ホワイトニング を広めたいのです。
そうすれば、簡単に安く、安全に歯を白くすることが、どこでもできるようになるのですから。
体が冷えたり疲れると、歯が痛む時が・・・
姿勢を意識して、虫歯・歯周病を防ぐきら歯科クリニック 吉良信史です。
「体が冷えたり、疲れたりすると・・・ 歯が痛むときがあるんです。」
先日、来院されたJさん。
どうも、体調によって歯の症状が起こるそうです。
これは、実は当たり前のことなんですね。
というのも、体調が崩れたとき・冷えた時というのは、体の中心から端のほうの部分の血液やリンパが流れにくい状態になっていることがあります。
こういう時って、むくんだり、手足が冷たかったりしていませんか。
実は、こらは手足だけの問題ではなく、口の中や内臓にも同じようなことが起こっているのです。
実は、体から見れば、口の中も端のほうですから・・・
歯肉の部分や歯の周りの骨にも血液やリンパの流れがうまく行っていない状態になります。
そうなると・・・
痛みがないような歯も、ちょっとした刺激で痛みが出たりします。
ちょっとした痛みというのは、たとえば普段は何も感じないようなか見合わせの力が、たまたま痛みという症状に変わるというものだったりします。
これは、体の元気になる力(免疫力)が下がっている状態です。
何しろ、体温が0.5℃下がると、この免疫力って半分になってしまうそうですから。
たとえば、白血球って日本人の平均の体温(36.5度)では、一秒間に100万個できるそうなのですが、これが35度代になってしまうだけで、50万個しかできないことになりますよね。
同じように体を維持するための細胞が増えるのが減ってしまえば・・・
病気や痛みなどの症状がいろいろな場所に出てくるのです。
今回の歯の痛みも、体調が悪い、冷えたという状態も、実は体から見てみれば同じ状況を示しているということです。
この場合の歯の痛みは、簡単に取れます。
虫歯・歯周病にまだなっていないというのが前提ですが・・・
体温を上げるように、40度くらいの水を飲むようにすること。
体を維持できるくらい、内腿の筋肉をつけるようにして、姿勢を調えるように意識すること。
時間をかけて少しずつ体質を変えていけば、痛みの頻度が変わります。
「体調の一部だったんですね。ちょっと気をつけてみます。」
虫歯や歯周病にまだなっていない、防げると気がついたJさん。
早速40度のお湯を飲むことを意識しているようです。
早めに気が付いて、行動に移したJさんはすばらしいですね。
2008年07月12日
歯周病かも!!
姿勢を意識して、虫歯・歯周病を防ぐきら歯科クリニック 吉良信史です。
「なんか歯ぐきから血が出る」 とか 「変なにおいがする」 とか言うときには、歯周病かもしれません。
歯周病というのは、口の中のバイキンが、歯と歯ぐきの間に住みついて、歯茎が腫れたり、血が出たり、骨が溶けてしまったりする病気です。
しかもこういう症状がでたときには、確実に進行してしまったとき。
ほとんどの場合、症状がでたときにはかなり進んでいることが多いからです。
でも、自分の歯ぐきがどうなっているかなんて自分ではわかりませんよね。
じゃぁ、症状がでるまで放置するしかないのでしょうか?
一番いい方法は、歯周病にならにようにすることです。
具体的に言うと、定期的に歯医者さんに行って、バイキンを取ってもらう。
何しろ、自分自身で歯磨きだけでバイキンを取ろうとすると5時間以上かかるのですから。
そんなに人生を歯磨きに使いたくないですよね。
ところが、自分ではないプロの第三者の目で見たときには、たった数分で同じ状態になります。
ポイントは、プロの第三者の目を有効に使うということです。
こうすれば、9割の人の歯周病は確実に抑えることができます。
残りの一割の人は、残念ながら遺伝的に悪くなりやすい方です。
でも予防をすることで、その進行を遅らせれば・・・
十分に自分の歯で食事を楽しむことができるのです。
わざわざ痛い思いをしたくないですものね。

